2025/10/03 15:20


今回のラインナップは

ヴィンテージビーズ×ケシ風パールがテーマ。


アンティークの魅力は

時を重ねたからこそ生まれる

深みと温もりにあります。

ひとつひとつの傷や風合いは

過去を生き抜いてきた証であり

唯一無二の個性。

新しいものには決して真似できない

“時間の芸術”を手にすることができます。


100年前にはタイムスリップできなくとも

できるだけ肌から空気感を感じたくて

全国からヴィンテージビーズマニアが

集まるお店へ行ってきました。


奈良からは車で3時間

とても優しい方が出迎えてくださり

色々教えてくださりました。


私が探しているのは

ラフなカットの細かいビーズ。

それは1920~30年代頃

チェコスロバキアのボヘミア地方の職人さんが手作業でカットし作られたものだそう。

ボヘミアのビーズはとにかくクオリティが高く、当時のフランス・オートクチュールの世界でも大活躍していたそうです。

ドレスや刺繍、アクセサリーの装飾として

一粒一粒が華やかな舞台で輝いたそうです。


宝探しのような店内。

お店の方と

『真珠を専門にアクセサリーを作っていて

とてもいい真珠が手に入ったので

どうしても普通のビーズでなく

この趣きのあるアンティークビーズと

合わせて完成させたいんです』

アンティークビーズマニアのお店の方と

真珠マニアの私で楽しくお話しながら

決めた子達をお迎えしてきました。


探していたのはゴールド系だったのですが

『フランスから直接買い付けてる私達も

欲しいから探して手に入るものじゃなくて

何が入ってきてくれるかさえ分からない程

出会えるまで待つしかないものなんです。

入ってきたとしても

マニアの方が飛行機乗って飛んでくるので

在庫として持つ事はほとんどないです。

特にゴールド系は人気なので』


とのことでやはり難しいようです。


今あるこのゴールドの子達が

手に入っただけでもすごいことなんだと改めて

大切にお届けしようと身が引き締まりました。


②につづく